【修理事例】BMW M3 カーボンルーフ修理

写真ではよくお分かりにならないかもしれません。
修理する私どももこんなひどく劣化が進んでいるとは
作業するまで思ってもいませんでした。

ルーフを覆うクリヤーが劣化のため　カーボンルーフの塗膜から剥がれた

写真です。まるでシールが剝がれるような

センターの職人に相談しましたが、そのような剥がれた末の作業はしたことがないので

答えられないと回答がありました。

たしかに　私も35年塗装屋をしてますが　普通　この剥がれたクリヤー層を研磨して

新しいクリヤーを吹き　カーボン柄を蘇らせることが仕事なのですが

シールから剥がれてしまいましたので

最後の望みは　シールをすべて除去し　カーボンの劣化した地割れを

鍛錬に補修して模様を崩さないよう　修理してサーフェーサーで覆いこむ作戦を

遂行しました。

やはり一部劣化が激しいところは　カーボン地が取れてしまいましたが

おおむねご期待にそえる仕上がりにはなったのかとかと思われますが

もしこれが　ＢＭＷディーラーに入庫すると　カーボンルーフ交換　前後ガラス脱着または

交換(笑)　の作業になりますと　カーボンルーフの値段に依りますがたぶん

総額150～200万ぐらいはするはずではないでしょうか

いい勉強になりました。

我が田村町ガレーヂでは　ガラス脱着こみで　ルーフ同色塗装がご希望でしたので

３７５,０００円で作業させていただきました。

仕上がり写真が遠くてごめんなさい。

お客様はご納得されてましたのでうれしかったです。

この時は　安心して　写真どころではなかったです(笑)

よろしくお願いいたします。